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資産運用

証券外務員資格でお金の勉強。株式業務

資産運用

お金の勉強をしたいけど、どうしたらいいのか悩んでいませんか?
FP3級はお金の勉強に最適ですが、ちょっと物足りない。
そんな人に証券外務員二種を教材に勉強することをお勧めします。
今回は、株式業務の中から投資家が知っておくべきことをあげていきます。
ここでは、株式の基本を振り返っておきましょう。

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株式とは

株式(株券)とは株式会社に出資している証明として発行されるものです。
株式会社は株式を買ってもらう事で会社の運転資金を集めます。
株主は出資の見返りとして、株主総会で経営に参加する権利、利益の一部を配当金として受け取る権利があります。

株式の取引の種類

取引所(市場)売買

証券取引所で開設されている取引所金融商品市場で行われる売買。
東京、名古屋、福岡、札幌の証券取引所で行われています。
上場株式が対象です。

取引所(市場)外売買

取引所近習商品市場以外で行われる売買です。
上場株式が対象です。

店頭取引

非上場の有価証券の取引です。

売買の受託にあたっての注意事項

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信用取引・発行日決済取引

信用口座の設定には顧客から信用取引口座設定約諾書を受け入れなければなりません。
信用取引口座を開設するためには約諾書が必要という事ですね。

新株予約権証券取引

契約締結前交付書面を顧客に交付し、十分説明したうえで「顧客の判断と責任において取引を行う」という内容が記載された確認書を徴収する必要があります。

外国証券取引

外国証券の取引に関する契約を締結。
また、外国証券取引口座に関する約款を顧客の提示し、申し込みを受ける必要があります。

空売り規制

空売りについては、一定の条件を満たした銘柄のみ規制の対象となります。
前日終値等を基礎とした基準価格から10%以上低い価格で約定した場合です。
ただし、現在表示されている価格がその直前の価格を上回っている場合は認められます。

ファイナンス期間と安定操作期間

ファイナンス期間とは有価証券の募集・売出しの発表日(取締役会決議等が行われた日)の翌日から払込日までの期間をいいます。
作為的に相場形成が行われないか、注文状況や執行の管理などについて証券会社等の金融取引業者が特に注意を払う期間です。

安定操作期間とは有価証券の価格決定日の翌日から募集・売出しの申込最終日までの期間をいいます。
通常、株価を意図する価格に固定することを目的として人為的に株価を操作することは相場操縦行為となり、金融商品取引法により禁止されています。
ただし、有価証券の募集・売出しを行う場合、大量に有価証券が売買されるので価格の安定を図るため、買い支え等の売買を行って価格の安定を図ることがあります。

株式ミニ投資

取引所が定める1売買単位に満たない数の株式の売買のことです。
取引単位は取引所の定める1売買単位の1/10です。
購入した株式が1売買単位に到達した場合、通常の売買で取得した株と同じように扱われます。
証券会社によってはミニ株と単元株が同じような管理になっているように見えるかもしれません。

株式の上場

株式上場のメリット

・市場を通して広く投資者から資金を調達できる
・取引先などから信用が得られ、取引の拡大や社員の採油に有利になる。
・企業知名度の向上
・上場会社は一定の経営管理体制を確立しなければなりません。
 経営管理の健全化が進むことで会社の利益につながります。

公開価格の決定

株式の公開をするには公開価格を決定します。
公開価格の決定にはブックビルディング方式と競争入札方式があります。

ブックビルディング方式

まず、専門家の意見をもとに仮条件(価格帯)を決定します。
その後、投資者からの需要や市場同をみて価格を決定します。
需要を見ている期間をブックビルディング機関といいます。

競争入札方式

上場前の公開株式数の50%以上の株式を一般投資家の参加する入札で価格を決定します。

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