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お金の勉強をしたいけど、どうしたらいいのか悩んでいませんか?
FP3級はお金の勉強に最適ですが、ちょっと物足りない。
そんな人に証券外務員二種を教材に勉強することをお勧めします。
今回は、株式業務の中から投資家が知っておくべきことをあげていきます。
今回はいろんな数字の読み方を勉強しましょう。
株式利回り
投資した金額(株価)に対する年間配当額の割合のことです。
高配当株などで年4%の利回りとか言うときに使う数字です。
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権利付相場と権利落相場
権利付相場
株式分割や株主割当有償増資が行われるときに必要になる数字です。
新株割当期日の2営業日前前までは新株の割り当てを含んだ価格で取引がされます。
これを、権利付相場といいます。
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一応、計算式を掲載しますが、あまり意味はありません。
分割比率を掛けているので、分割後は現在の株価が分割比率で割った価格になるんだなと覚えておきましょう。
権利落相場
その翌日からは、新株の割当を受ける権利を失い、その分値下がりします。
これを権利落相場といいます。
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権利落相場になると、急に株価が半減したように見えます。
慌てないようにしましょう。
例えば2分割される場合は、価格は半分になります。
しかし、保有株式数が2倍になるので資産額としては変わりません。
ただし、もう一つ注意があります。
権利落相場になってから実際に新株を入手できるまでに時差があることです。
一時的に株価は半減したのに、保有株式が2倍になっていない期間があります。
この間に元の株を売却しても、新株は割り当てられます。
1株当たり当期純利益(EPS)
一株当たり、どれくらいの利益を上げているかを見ることができます。
この数値が高い方が、配当を多く割り当てる余裕があることになります。
ただ、これが高いから高配当というわけではありません。
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株価収益率(PER)
1株当たりの利益に対して株価が何倍の価格になっているかを表現した数字です。
株を買うときに、割安か割高か?の判断によく使われます。
数字が小さいほうが割安という事になります。
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この数字はよく使われるのですが、この数字によって経営状態などを見ることはできません。
あくまで、上げている利益に対して株価が割高か割安かの目安です。
ただ、投資家はこの数字で売買の判断をしていることが多いので重要な数字です。
株価キャッシュ・フロー倍率(PCFR)
PERによく似た数字です。
分母には、1株当たり当期純利益に減価償却費を加えた数字を使います。
減価償却の方法が異なる企業を比較する場合に有効です。
この数字が小さいほうが割安という事になります。
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株価純資産倍率(PBR)
1株あたりの純資産に対して株価が何倍になっているかを表す数字です。
まず、一株当たりの純資産(BPS)という数字があります。
企業の資産を株式数で割ったらいくらになるか?という数字です。
企業が解散したら、この金額が返金されます。
そしてBPSに対して現在の株価が何倍になっているかを表したのがPBRです。
この数字が小さい方が割安という事になります。
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もし、1万円で購入した株がPBR10倍だとしたら、この企業が解散した時には1000円しか返金されません。
自己資本利益率(ROE)
保有資本に対して、どれだけの利益を上げているか表す数字です。
1億円の資本を使って1000万円の利益を上げている企業と1000万円の資本を使って200万円の利益を上げている企業では、後者が魅力的な企業と評価されます。
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純資産利益率(ROA)
ROEの似た数字です。
分母が総資本になっています。
これは負債なども含めて投入した額です。
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少しややこしい式になっていますが、右辺の分母・分子の売上高は相殺されるので、当期純利益/総資本という式になります。
第1回:お金の勉強におすすめ、証券外務員資格とは?
第2回:証券市場の基礎知識
第3回:金融商品取引法
第4回:金融商品の勧誘・販売に関係する法律
第5回:取引所定款・諸規則
第6回:株式業務
第7回:数字の読み方
第8回:債券の基礎
第9回:債券市場
第10回:転換社債型新株予約権付社債
第11回:投資信託
第12回:株式会社
第13回:証券税制
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