世界のお金持ちが支持する「バビロン大富豪の教え」というものがあります。
7つの教えがあります。
一般人から大富豪へ成り上がるための心構えのようなものです。
ビジネスや投資で一発当てるような話ではなく、愚直に努力することで誰にでもチャンスのある考え方です。
その教えとはどのようなものか、簡単に説明します。
バビロン大富豪の7つの知恵
・収入の十分の一を貯金する
・欲望に優先順位をつける
・貯えたお金に働かせる
・危険や天敵から金を死守する
・より良きところに住む
・今日から未来の生活に備える
・自分こそ最大の資本にする
収入の十分の一を貯金する
収入の10分の1は貯金をするようにしましょう。
サラリーマンの生涯年収は2~3億円といわれています。
すると、老後を迎えた時点で2~3000万円の貯蓄があることになります。
夫婦共働きならこの2倍です。
2022年時点では消滅したようですが、老後2000万円問題も解決です。
(出産、育児などで2倍というわけにはいかないでしょう。)
ちなみに、生涯年収が2.5億円(老後の貯金2500万円)の人を想定すると、月5万円ちょっとの貯金となります。
計算が面倒なので賞与も含めて12か月の平均としています。
また、40年の労働期間として、平均年収600万円のぐらいの想定です。
欲望に優先順位をつける
人の好くは際限がありません。
年収500万円の人も、1000万円の人もお金の不足を感じているといわれています。
むしろ、1000万円ぐらいの人の方が生活が苦しいという話もあります。
ブランドの洋服、ミニバンのような大きな車、最新のiPhone、3大キャリアの携帯電話、生命保険、は必要でしょうか。
生活に必要なものに優先順を付けて収入の10分の9のお金で生活できるようにしなければなりません。
貯えたお金に働かせる
定期的にお金が入ってくる仕組みを作ることです。
労働の対価として給料をもらうのではなく、財産を使って(働かせて)お金が入ってくる仕組みを作ることが大切です。
労働を対価とした場合、どう頑張っても1日24時間以上働くことができません。
より高単価な仕事をすることは可能ですが。
例えばお金を貸して、利子を受け取る。
その利子をさらに貸し出す。
すると、元の財産に利子を加えた額に対してさらに利子を生むことができます。
頭打ちになることがありません。
現代では貸金はできません。
投資をすることになります。
危険や天敵から金を死守する
少しお金が貯まってくると、大きく儲けたくなるものです。
いろんな儲け話の誘惑が近寄ってきます。
知らないことに手を出すのはやめましょう。
年利20%の投資話があったとします。
実体はどのように20%もの利回りを出すかわかっていますか?
やっとこともない飲食業の経営話。
専門家、第三者の意見を必ず聞いて判断しましょう。
意見をきくことができない場合は手を出さないことにしましょう。
より良きところに住む
どんなところに住むかが大切です。
職場からの近さ。
子供を育てる環境。
日々のモチベーションが高くなるようなところを選びましょう。
また、高所得の人が多いエリアも選択の一つです。
周囲の影響を受け、自身の所得向上につながることもあるようです。
広くて大きな家が良いとは限りません。
今日から未来の生活に備える
未来の不測の事態に対する備えをします。
老後への積立。
保険の利用。
なにかトラブルがあった場合に生活に困らない備えです。
ただし、保険については慎重になりましょう。
日本人は保険に加入しすぎる傾向にあります。
掛捨て保険で、必要最低限の額にしましょう。
自分こそ最大の資本にする
自分への投資。
つまり、勉強をするためにお金を使う。
ただし、その投資によってどんなリターンを生むか考えて投資をしましょう。
一般的に英語の勉強をするのはいいことです。
しかし、英語が話せるようになることであなたの所得向上に貢献するでしょうか?
コメント