今話題のAI投資です。
その中で最も有名なWealthNaviをやってみて、その実力を評価してみます。
AI投資をやってみようか迷っている人の参考になればと思います。
結論
投資経験が浅い人は使う価値が十分にあると思います。
積立投資の経験があって、ポートフォリを自分で考えたりリバランスなどもやっていける人は手数料がもったいなのでご自身で管理されるのがよいでしょう。
WealthNaviの概要
今、注目されているAI投資です。
広告もかなり見かけますね。
AI投資というのはコンピュータ任せで投資を行います。
WelthNaviでは毎月の出資額とリスク許容度5段階を設定すると、あとは勝手に運用をしてくれます。
リスク許容度を高く設定すればよりアクティブな投資を行い、資産の変動が大きくなります。
投資商品の変動によってポートフォリオのバランスが崩れたら自動でリバランスしてくれます。
投資商品は一般に販売されているETFなどで普通の積み立て投資と同じです。
コンピュータが投資商品やポートフォリオのバランスを勝手に決めているというだけです。
WelthNaviでは毎月の積立に加えて初期投資で10万円が必要です。
運用成績
では、早速、気になる運用成績です。
リスク許容度は最高レベルにして運用をしました。
2019年9月~2020年9月の1年間
運用を始めて1年目の運用成績です。
参考までに開始時のNYダウは27,000ぐらいで1年後は28,000ぐらいの水準です。
この間、コロナショックを経験しています。
運用成績は、
+9%
ぐらいです。
円換算です。
まずまずの成績という感じでしょうか。
いかがですか?
分配金は1.5%ぐらいですが、管理手数料に年1%も取られるのでほぼ残りません。
2021年5月時点(参考)
参考までに、この記事を執筆している時点での成績は
+26%
になっています。
NYダウは34,000を超えています。
ちなみに、資産の推移はこんな感じです。
色付きが投資額で折れ線が評価額です。
金額は隠していますが雰囲気を感じてください。
メリット、デメリット
WelthNaviを利用するメリットデメリットをまとめます。
メリット
・老後資金を堅実に作っていく目的なら、まずまずの利回りをだしていると思います。
・何に投資していいかわからい場合、楽に運用できる。
・私の運用スタイルと似ており、心地よかった。(安心できた)
デメリット
・手数料が高い。
運用手数料が年1%かかります。
分配金が1.5%ぐらいなので、手数料としてほぼ持っていかれる。
ロボット(AI)投資の割に手数料を取りすぎ。
手数料を下げるためのロボットじゃないの?って思いますけど。
・米国での投資なので為替リスクがあります。
まとめ
運用成績は悪くないが、手数料が高すぎる。
実は、始めてみると何を購入しているか具体的に見られます。
何をどれくらい購入しているかがわかったら、自分で同じ商品を購入すると手数料1%を払わずにすみます。
1年ぐらい運用しているとリバランスも経験できると思います。
リバランスの感覚もつかむことができます。
積立投資のお勉強としてWealthNaviを使って卒業していくのがよいというのが私の評価です。
私はWelthNaviに近い商品で独自の積立投資しているのですが、WelthNaviより成績が良かったり悪かったり。
プラスマイナス5%ぐらいの差が出ています。
おおむね自分で運用した方が好成績なのですが、今は大きく負けています。
手数料を払ってもWelthNaviに任せた方がいい可能性もありますね。
また、節目で報告しますね。
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