資産形成を始めると、ほとんどの人がFP3級という資格試験を知るでしょう。
この資格は将来のために取得したほうが良いのか?
この資格を取得することで、何ができるのか?
イマイチわからないけど、資格はたくさん持っておいて損はないかなって思ったり。
実際にFP3級を独学で勉強してみました。
その結果、この資格が必要かを考察します。
結論
資格の取得は不要です。
ただし、教養としては必ず勉強すべき内容です。
この資格を取得することで出来るようになる仕事はありません。
FP資格でファイナンシャルプランナーの仕事をするとほぼ違法になってしまうという残念な状況です。
FP3級ってどんな内容?
FP3級は人生のお金にかかわる知識を幅広く得られる資格です。
ファイナンシャルプランニングを仕事にする人を対象にしているわけではなく、一般的に知っておくべきお金の知識をまとめた資格です。
カテゴリとしては
・人生の資金計画
・保険
・金融、投資
・税金
・不動産
・相続
を学べるようになっています。
人生で必要なお金の知識を広く網羅できている感じになっています。
テキストを購入して独学は十分可能なレベルだと思います。
軽く全体を把握するためには10時間もあればテキストを読むことができます。
あとは、苦手なところを時間をかけて勉強していくといいでしょう。
FP3級で出来る事はない
FP試験に合格したらできるようになる仕事は!
ズバリない!という事なんですよね。
この資格を持っていても、持っていなくても、やっていい仕事は変わらないのですよね。
「ファイナンシャルプランナー」という肩書はこの資格を持っていなくてもOKです。
今日からあなたもファイナンシャルプランナー。
ちなみに、ファイナンシャルプランナー資格だけではできない業務は次の通りです。
・法律判断や法律事務にかかわること
⇒弁護士のお仕事です
・税務相談や税務署類の作成
⇒税理士のお仕事です
・投資判断や助言(あの株買ったらいいよとかのアドバイス)
⇒業者としての登録が必要です
・保険の斡旋
⇒保険募集人の資格が必要です
以上のような業務はFP資格を持っていても行うことはできません。
これらの業務ができなかった、ファイナンシャルプランナーとしては何もできないとの同じですよね。
FP3級は資格取得までは不要
FP3級については取得しても何かができるようになるわけではないので、資格の取得までは不要ですね。
難易度面でも権威は無いですしね。
就職活動にも役に立ちませんし。
英検4級みたいな感じでしょうか。
とはいえ、教養うとしては絶対に知っておくべき内容です。
資格取得までしなくても勉強はしておくべきです。
学校でも教えてほしいレベルですね。
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