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IT技術

アジャイルがうまくいかない理由(事業計画編)

IT技術

アジャイルでシステム開発を始めようと思っている人。
アジャイルをやっているけど、どうもうまくいかない人。
日本のシステム開発ではアジャイルがうまくいかない理由はたくさんあります。
そんな中で、今回は会社の事業計画の問題点を述べてみましょう。

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うまくいかない原因

システム開発において、アジャイル開発が話題になっています。
上層部の指令でアジャイル開発にチャレンジしている人も多いでしょう。
しかし、なかなかうまくいきません。
なぜでしょう。
今回は会社の事業計画に関係する失敗原因を私の経験から紹介します。

原因1:
事業計画に組み込まれている

原因2:
作りたいものが決まっている

一見当たり前のようなことですが、この2つはアジャイルで進める開発を邪魔しています。

事業計画に組み込まれている

これからアジャイルで作ろとしているシステムは、事業計画でいつから使用開始されるか設定されていないでしょうか。
一見当たり前のようですが要注意です。

日本の会社で事業計画に組み込まれると、完成納期が設定されることを意味します。
納期日からシステムを利用して次の事業を始める計画をするからです。

そうなると、スケジュールを逆算して、スプリントごとに成果物を仕上げていかなければなりません。

しかし、実際には「完成形のイメージが無いのでアジャイルで形にしていこう」というノリでアジャイルを選択しています。
なかなか完成形に近づかない成果物に対し、納期が迫り、モノづくりに追われる日々の始まりです。

もしくは、作りたいものが決まっていても、細かくリリースすることが目的になっている場合です。
ミニ・ウォーターフォールとでも言ったらいいでしょうか。
リリース作業を何度も行ので作業が増えます。
小さな納期に対して、モノづくりに追われることになります。
ウォーターフォールよりかなり効率の悪い作り方なので、想定以上に時間がかかりスケジュールに追われることになります。

作りたいものが決まっている

日本でアジャイルを選択するプロジェクトでは、多くの場合、作りたいものがすでに決まっています。

アジャイルは効果を検証するために取る手法です。
「こんな問題を抱えているのだが、こんな方法で解決できすはずだ。試しに作って実証実験してみよう」
という感じで始めるべきです。
しかし、失敗する日本のプロジェクトでは
「こんなシステムを作りたい。でも、どんな操作感がいいかわからないから、作りながら完成させよう」
となっています。

違いはわかるでしょうか?

前者は問題解決する手法を探しているので、システムを完成させることが目的ではありません。
一方後者は、
システムを完成させることが目的になっているのです。
システムの完成納期が決まっているにもかかわらず、「設計は決めきれないから、作りながら考えてよ」という責任転嫁した状態ですね。
ウォータフォールなら設計が完了した時点で開発期間を再見積もりしますが、ボリュームが見えていない初期で納期だけ厳密に決めてしまっています。

まとめ

今回紹介した、失敗しするアジャイルは物を納期までに完成させることを目的にしています。
ウォーターフォール開発が適したシステム開発です。
細かくリリースして出来た機能から使いたい。
もしくは、設計を決めきれないから作りながら考えよう。
のような目的になっています。

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