システム方式設計書(アプリケーション方式設計書)にはどんなことを書くべきか?
必要といわれているから?
作るルールだから?
労力をかける割に役に立っていない設計書を作っていませんか?
役に立つシステム方式設計書を作ってみませんか。
今回は、文字コード方式です。
文字コード方式に書くこと
文字コード方式に書くことは簡単です。
このシステムで取り扱う文字コードをどれにするかを決めます。
一般的には1つですが、構成するサーバごとに扱い文字コードが異なる場合があります。
その場合は、サーバ間での文字コード変換が必要になります。
「方式設計」には主に文字コードの変換方式を設計することになります。
文字コード方式の「概要」に書くこと
このシステムで取り扱う文字コードを要件として記載します。
システム構成図を引用して、各サーバで扱う文字コードを明確にしておきましょう。
特に、外部連携するシステムでは文字コードが異なることが多いです。
その場合、「方式設計」で文字コードの変換方式を設計しましょう。
そのほか、文字に関する制約事項もここで決めておくといいでしょう。
例えば次のようなことです。
・フォント
・外字の扱い
・制限文字を設けるか(サロゲートペア文字などの扱い)
文字コード方式の「方式設計」に書くこと
文字コードの変換が必要な場合、その仕組みを設計します。
多くの場合はツールなどが持っている変換機能を活用するためあまり設計することはありません。
データの送信側、受信側でどちらがコード変換を請け負うのかを明確にしましょう。
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