小学校のプログラミング授業で「Scratch(スクラッチ)、micro:bit(マイクロビット)を使ってるよ」なんて聞いたことありませんか?
早速、聞いたことない言葉が出てきました。
まずは、この2つが何なのか学びましょう。
Scratchとmicro:bitってなに?
Scratchとmicro:bitって何でしょう?
ズバリ
Scratchはプログラミング言語です。
こんな画面でプログラムを作ります。
micro:bitはプログラムで動かす器械です。
最低(最小)パーツはmicro:bit本体と呼ばれるこの部品です。
これにいろんな部品を組み合わせてロボットにすることもできます。
もちろん、このままでも簡単なゲームを作ったり楽しむことができます。
プログラミング言語について
Scratchは小学校教育などで使われているプログラミング言語です。
他にも
・プログラミン
・Viscuit(ビスケット)
などあります。
このようなものを「プログラミング言語」と呼びます。
実際にはこのような画面でパーツを並べて作るので「言語」という感じはしませんけどね。
これは、学習用に簡単に作れるように工夫されているからです。
専門家が作るプログラムはこのようなイメージです。
public class LibraryTest {
public static void main(String[] args) {
System.setProperty(“webdriver.edge.driver”, “C:/edgedriver_win64/msedgedriver.exe”);
for(int i = 0 ; i<1; i++){
youtube_thread pestest = new youtube_thread();
pestest.start();
・・・
これも言語(自然言語)という感じはしないかもしれません。
しかし、これはコンピュータに動きを伝える言葉なのです。
なので「言語」といいます。
このような専門家が使うプログラミング言語は直感的には使いづらく、言葉を覚えるまでに時間がかかります。
小学校のプログラミング授業ではプログラミングの能力を教育することは主な目的にしていません。
そこで、直感的に使えて、楽しさ、思考力を育てる要素だけを残したScratchなどのプログラミング言語が開発されました。
Scratchについて
Scratchは小学校教育などで使われているプログラミング言語です。
他にも
・プログラミン
・Viscuit(ビスケット)
などありますが、他にもっと有名なところでは「レゴ」なんてのも聞いたことあるのでは?
プログラミングの教材としてはどれもいいのですが、機械(ロボット)を動かす前提に作られているプログラミング言語も多くあります。
Scratchは機械(ロボット)の部分がなくても単体で十分に使うことができます。
また、文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引き(第三版) 令和2年2月 文部科学省」の中ではScratchを意識した挿絵を使っています。
(Scratchとは言ってませんけどね。)
無料で使えることもありますし、著作権などの権利も緩くしているので使いやすいです。
このような背景から、Scratchを利用することが多いのではないでしょうか。
まずは、Scratchから使ってみるのがいいのではないでしょうか。
micro:bitについて
micro:bitはScratchのプログラムで動かす器械(ロボット)です。
最小の本体は写真のような基盤だけですが、簡単に遊べる機能がついています。
micro:bitには様々センサーとボタン、LEDライトがついています。
・LEDディスプレイ
縦5個、横5個のライトがついており、1個ずつ点灯をコントロールできます。
小さな画面のようなもので、何かを表示したりできます。
・Aボタン、Bボタン
2つのボタンを使ってゲームをしたりできます。
・マイク
音を感知することができます。
・スピーカー
音を鳴らすことができます
・温度センサー
周辺の温度を測ることができます。
・磁気センサー
方向(東西南北)を調べることができます
・加速度センサー
揺れや傾きなどの動きを感知することができます。
Scratchで作ったプログラムをパソコンからmicro:bitに送って動かすことができます。
パソコンからはUSBケーブルでつなぎます。
タブレットで利用することも可能です。
タブレットの場合は主にBluetoothという無線をつかってプログラムを送ります。
基本の本体は基盤だけですが、オプションのパーツを組み合わせることで様々なロボットを作ることもできます。
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