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小学プログラミング:(保護者向け)プログラミング授業で学ぶこと

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小学校でプログラミングの授業が始ましました。
でも、私たち親の世代はプログラミングなんて勉強したことありません。
子どもに聞かれても答えられないですよね。
そんなパパ、ママに小学校で習うプログラミングって何?
って話をしていきます。

ちょっと遠回りな話になりますが、今日はプログラミング学習の目的の話をします。
小学校授業にプログラミングを取り入れた理由を知ることは大切です。
保護者の立場でどんなことを知って、どんなことを子供に教えたらいいのかをおさえていきましょう。
実は、技術的なことを習得することはあまり重視されていません。

「小学校プログラミング教育の手引き(第三版) 令和2年2月 文部科学省」
の解説を引用しながら説明します。

プログラミング授業で学ぶこと(まとめ)

お子さんにプログラミングについて質問されても怖がることはありません。
IT技術的なことはほとんど必要なく、問題解決するための手順を教えてあげるのです。
倉庫番というゲームをご存じでしょうか。
荷物を指定された場所に運ぶゲームです。
その途中には障害物をよけたり、排除しながらゴールを目指します。
このゲームでは「まずこれを動かして」「あれを動かして」とゴールするための手順を考えます。
このような手順を教えてあげればいいのです。

小学校のプログラミング授業 「小学校プログラミング教育の手引き(第三版) 令和2年2月 文部科学省」を読むと、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」「学びに向かう力、人間性等」を身に付けることを目的にしています。
これを読み解くと、プログラミングのような小難しい技術を学ぶことを目的にしていないようです。
プログラムという教材を使って、問題解決をするための思考力を身に付けようとしています。
それに加えてITに慣れ親しもうという感じです。

小学校プログラミング教育で育む力

文部科学省の資料によると3つの柱として書かれています。

  • 知識及び技能
    身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。
  • 思考力、判断力、表現力等
    発達の段階に即して、「プログラミング的思考」を育成すること。
  • 学びに向かう力、人間性等
    発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。

引用: 「小学校プログラミング教育の手引き(第三版) 令和2年2月 文部科学省」

わかるような、わからないような感じですね。
もっと詳細に解説されているので、短く要約してみましょう。

知識及び技能

コンピュータのことを知って未知のものとして怖がるのではなく、身近なものとして感じよう。
コンピュータの技術的な仕組みを知ると事よりも人間が作った道具で、道具の使い方やこの道具にできる事とできないことを知りましょう。
という感じでしょうか。

例えばDIYで使う金槌やネジ回しがあります。
どちらも何かを固定するために使いますが、どんな仕組みで物を固定するかは知らなくても大丈夫です。
釘を打ち込むには金槌、ネジをねじ込むにはネジ回しとできることが知って使い分けをします。
もちろん、上級者になればどのような仕組みで固定されているかを知ることで釘とネジの使い分けをします。
コンピュータも技術的な仕組みを知ることでより上手に扱えるようになります。

しかし、小学校プログラミングで道具の使い方を知っていればOKです。

思考力、判断力、表現力等

「プログラミング的思考」を育成することを目的にしています。
キタキタ、難しい話。という感じでしょうか。
しかし、プログラミング思考の「的」というのがポイントで、プログラミング言語を学ぶことを目的にはしていません。
ちなみに、プログラミング言語はこんなやつです。

public class LibraryTest {
 public static void main(String[] args) {
  System.setProperty(“webdriver.edge.driver”, “C:/edgedriver_win64/msedgedriver.exe”);
  for(int i = 0 ; i<1; i++){
   youtube_thread pestest = new youtube_thread();
   pestest.start();
・・・

小学校のプログラミング授業ではこのようなものを習うことはありません。

では、プログラミング的思考ってどんなことでしょうか。
ちょっと違う言葉にすると問題を解決するための手順を考える力です。
例えば、「冷蔵庫にあるお茶を飲みたい」という欲求(問題)を解決する手順を考えてみます。

簡単に考えると・・・
1.冷蔵庫からお茶を出す。
2.コップにお茶を入れる
3.飲む
という感じになるでしょうか。
この動作をロボット(プログラム)にさせようとすると、もっと細かく正確な動きを考えなければなりません。
1.食器棚の前に行く
2.食器棚を開ける
3.食器棚からコップを取り出す
4.コップをテーブルに置く
5.冷蔵庫の前に行く
・・・(略)
のような手順になります。(これでもまだ荒いですが)
無意識にうちにやっている動作をきっちり手順にする訓練をするのがこの目的です。

この能力はプログラムを作るときに必要ですが、日常生活において問題に遭遇した時に「何をするか」「どの順番で」を考えるために役立ちます。
プログラマーは日常の仕事でこの能力を鍛えています。
何かトラブルに遭遇した時に、どうやって、どの優先順かで解決できるかを落ち着いて考えることができる人が多いです。

学びに向かう力、人間性等

コンピュータの働きを、より良い人生や社会づくりに生かす。
著作権などの権利を尊重したり、情報セキュリティの確保に留意する。
といったことを身に付けることを目的にしています。
コンピュータのモラルのある使い方、上手な活用方法を学ぶという事ですね。

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