2022年6月4日
米ユニバーサ・インベストメンツを創業したマーク・スピッツナーゲル最高投資責任者(CIO)は、金融システムには「人類史最悪のクレジットバブル」が迫っていると警告しました。
聞きなれない言葉「クレジットバブル」とは何でしょう?
クレジットバブルとは?
経済が後退の時期に入っていることです。
バブル崩壊なんて言葉は馴染みがありますね。
「バブル崩壊が迫っている」ってことですね。
クレジットバブルはクレジットサイクルが「拡大」から「後退」に移ることを言います。
クレジットサイクルとは
企業や家計などの借入状況(信用面)の浮き沈みが循環のことです。
「拡大」→「後退」→「修復」→「回復」の4つのフェーズを繰り返すとされています。
クレジットバブルというのは、この「拡大」から「後退」に移るときが迫っていると言っています。
今が「拡大」期という事になります。
実際に、企業収益過去最高といったニュースもありました。
金利も低く借り入れもしやすい状況です。
そして、
世界的に中央銀行の金利を上げる方向に進んでします。
これだけでは何とも言えませんが、景気後退の警戒は高くなってますね。
ブラックスワンとは?
クレジットバブルと一緒に「ブラックスワン」当言葉が出てきます。
何でしょうか。
日本語では黒鳥です。
白鳥の黒いやつです。
黒鳥はいないと思われていましたが、発見され大騒ぎになったそうです。
これになぞらえて、「想定外のことが起きる」ことを言います。
コメント