リベ大(リベラルアーツ大学)を検索すると「怪しい」というキーワードも出てきます。
リベ大のYouTube動画、発信者の両学長の話している内容は怪しいのか?
リベ大の動画をほとんど視聴し、リベシティ会員であった経験から私の考察をお話します。
YouTube視聴やリベシティへの参加を迷っている人は参考にしてください。
前編のおさらい
リベ大ではお金について、5つの力に分解して解説しています。
・貯める力・・・支出を抑える方法について
・稼ぐ力・・・副業や企業について
・増やす力・・・資産運用について
・守る力・・・お金を減らさない方法(節税の話とか)
・使う力・・・有益なお金の使い方について
前編では「貯める力」「稼ぐ力」について考察しました。
貯める力については主に、保険の見直しについての考えが述べられています。
基本ポジションは、必要な資金は資産形成で用意して保険支払いは行わない。
資産形成で補えないところで保険活用をするとい言っています。
稼ぐ力については、起業、副業を推奨しています。
サラリーマン給与では限界があること、時間を売った対価なので自由にはなれないと述べています。
増やす力に対する考察
投資をして資産運用をすることについて述べられています。
基本的なポジションは
低リスクな投資をして確実な資産形成を目的にしています。
積立投資を推奨しています。
これは10年20年という時間をかけて資産形成をしていくものです。
仮想通貨や個別株でリスクをとって短時間で稼ぐという方法は否定的なポジションです。
それは、誰にでも再現可能な方法を提唱しているからです。
人によっては賛同できないところでしょう。
積立投資に関しては、他にも多くの人が推奨しており、再現もしている方法で否定のしようがありません。
両学長が述べていることも、他の情報と違うところはほとんどありません。
特段問題があるようなところはありません。
守る力に対する考察
「詐欺」「不動産投信」「情報商材」「投資」「税金」など失敗しない・無駄な支出をしないことについて述べられています。
情報商材については基本的に否定的なポジションです。
何十万円も出す価値のない情報がほとんどいう論調です。
ここは有料セミナーなど行っている人から敵視されやすい部分でしょう。
投信につては高利回り(10%を超え)の商品について否定的なポジションです。
詐欺が多いという論調でも述べられています。
ただし、実際に海外へ目を向ければ20%を超えるような利回りもあるので、投資している人からすれば反感を買うポイントでしょう。
両学長のポジションは低リスクで誰でもできる確実な資産形成をターゲットにしているので不要という考えでしょう。
税金については、あまり詳細を述べていないような気はします。
言いにくいところがあるのでしょう。
基本的にはサラリーマンでは節税が十分にできず、事業を持つことで節税が可能と言っています。
脱税か節税かはトラブルが起きやすいので、曖昧にしている感じもします。
人によって感じ方が違ったり、多くの人が経験していないジャンルについて述べられているので「怪しさ」を感じるところかもしれません。
ここは事実を述べているというより、両学長の考えを述べている感じが強いので目くじらを立ててもしょうがないと考えます。
使う力についての考察
有益なお金の使い方について述べられています。
浪費を抑えて自己投資をしましょうという論調です。
自己投資というのは「勉強やスキルアップ」だけを目的にしたものではありません。
娯楽も含みます。
使ったお金に対して、相応の価値があったかを評価しています。
両学長の考える良い使い方を述べていますが、人によって良い悪いは違うので気を付けて視聴する必要はあります。
まとめ
5つの力についてそれぞれの論調を考察してみました。
重要なことは両学長のポジションを知っておくことです。
述べられていることに嘘は詐欺の意図はないかと思っています。
ゴールが違えば投資スタイルも働き方も異なります。
立場が違えば理解が難しいところはあります。
なるべく多くの人が再現可能な方法を述べられていますが、それでも適合する人は数%かなって思います。
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