プログラミング教室「ロボ団」に行ってみたので感想を書きます。
息子が小学生になりプログラミング教室に通いたいというので、行ってみることにしました。
プログラミングだけを学ぶわけではないようです。
ロボ団とは
子供向けのプログラミング教室をやっています。
主に小学生を対象にしています。
プログラムでロボットを動かすことを中心にしたプログラム教室の様です。
高校生がやっているロボコンの簡易版と思っていいでしょう。
教材のロボット部分はLEGOのレゴ®エデュケーション SPIKE というキットを使いいます。
通うコースについて
ビギナーという小学校1,2年生を対象にしたコースです。
1,2年生混合で講習が行われます。
講習の内容は、ロボットの組み立て⇒プログラミング⇒成果発表 という流れで1時間の講習です。
二人でペアになって、ロボットの組み立てから、プログラミング、チームごとに発表をします。
ちなみに、プログラミングといっても英語みたいな文字を入力するのではありません。
当サイトでも紹介しているScratchよりもっと簡単なspikeを使っています。
宿題もあります。
メリット
教材を貸してくれる
高価な教材を貸してくれるので初期負担が少なく始められます。
講習で使うレゴ®エデュケーション SPIKE は購入すると7万円ぐらいします。
この教材はロボ団が用意してるので購入する必要ありません。
(プログラミング教室によっては、個人で買う事も多いようです)
ただ、その分、月謝は高めな気がします。
先生が子供慣れしている
先生が小さな子供慣れしている感じがします。
私の息子が通うのは直営教室という事もあるのでしょうか。
運営会社はもともと幼児教育を手掛けているようで、先生が子供慣れしているように見えました。
ちなみに、先生はみんな若くて20代の様にみえます。
プログラミングだけじゃない手順を考える力
プログラミングだけを勉強するわけではありません。
半分ぐらいはロボットの組み立てに時間を割いています。
ロボットの組み立てを通して、手順を考えて作業をすることを学んでいるようです。
プログラミングは問題解決するために、どういう手順をどういう順番で行うかをを考えることが重要ですからね。
コミュニケーション力をつける
二人でチームを組んでロボット作りからプログラミングを行う事で、コミュニケーション力を育てるようです。
作業を分担したり、試行錯誤の中で相手に考えを伝えることが出来るようになります。
チームで作業をすることで、どうしても必要になります。
ひたすらプログラミングを勉強するだけではないところも幼少期に必要かなって思いました。
チームでの会話が上手くいっていない場合は、先生がフォローに入ってくれています。
ちなみに、1クラス8人で4チームに対して先生が3人でフォローしています。
結構、手厚いと思いました。
余談ですが、こんなに先生いて給料いくらもらえてるんだろうって思いました・・・。
発表する力
演習が終わると、チームの成果を順番に発表します。
発表が苦手な子もいてスムーズに進まないこともありますが、普段あまり経験できることではないのでいい機会です。
また、この分野では自分の成果をアピールする力も大切です。
これができなければ埋もれてしまうんですよね。
金融教育も少しある
授業に出席、宿題の実施で専用通貨が支給されます。
これを貯めるといろいろな商品と交換ができます。(よくある話です)
ただ、ロボ団の場合はこの通貨を貯めることで利子が付きます。
複利というものを学ぶことができます。
とはいえ、もらえる利子に上限があって、しかもかなり低額な上限なので・・・
正直「何がやりたいんだろう?」って感じはあります。
デメリット
プログラミングだけでない
特に年少のクラスで学ぶのはプログラミングだけではありません。
メリットに書いたようにコミュニケーションも重視している様で、純粋にプログラミングを学びたい人には物足りないでしょう。
ただ、私はIT技術者にとって必要な能力なので、プログラミングばかりガツガツやるより大切だと思います。
ペアの相手に引っ張られる
ペアを組んだ子の特性によって演習の展開が大きく変わってきます。
引っ込み思案な子の場合、相手のペースについていけず「てもちぶさた」になることもあります。
相手がガツガツ進めていくと、手が出せなくなって見てるだけになる可能性もあります。
ただ、先生がフォローしてくれます。
発表が嫌
どうしても発表が苦手な子はいるでしょう。
これが嫌で教室に通うのが苦痛になる子もいると思います。
息子も苦手な方なので、ここで慣れてくれたらいいなって期待しています。
メリデメまとめ
プログラミングだけを勉強するわけではなく、物事の順番を考える力、コミュニケーションの力、アピールする力をつけることができそうな点が良いところです。
私の感覚としてプログラミングの能力は大人になっても十分習得することができます。
幼少期から、プログラミング能力を重視する必要はないと思っています。
デメリットはメリットの裏返しです。
プログラミングだけをガッツリやりたい人には物足りないかもしれません。
あと、月謝がちょっと高い。
月3回の講習で1.5万円。
1回あたり5千円です。
これには教材使用料も含んでますので、教材購入すること思えば妥当な額かなって思います。(高い教材ですからね)
コメント