micro:bitを使って明るさセンサーを作ってみましょう。
さらに外部接続した機械を制御する方法も勉強しましょう。
今回は端子につないだ砲弾型LEDを光らせてみます。
明るさセンサーで砲弾型LEDを光らせる
今回はmicro:bitだけの世界ではなく、外部接続した機械を動かす基礎にチャレンジしてみます。
明るさセンサーはmicro:bitが持っている機能です。
このセンサーを使って、ある程度暗くなったら接続端子に電気を流してLEDを光らせるプログラムを作ります。
LEDの代わりに豆電球やモーターを動かしてみたいと思うかもしれません。
しかし、micro:bitが出力できる電力はすごく弱いのです。
LEDを光らせるぐらいが限界です。
準備する物
今回は用意するものがいろいろあります。
①micro:bit
②ワニ口クリップ3本(④抵抗を使わない場合は2本でOK)
③砲弾型LED(3~6V、25mA)
micro:bitで使うときは3V用を買いましょう。
④抵抗(330Ω)
②ワニ口クリップはマイクロビットアドバンスセットを持っていれば入っています。
③砲弾型LEDと④抵抗はホームセンターで売っていることがあります。
今回はこのような、③砲弾型LEDと④抵抗がセットになっているパックを買いました。
中身を拡大するとこんなセットが何個か入ってます。
ちなみに、④抵抗については無くても構いません。
お店で売ってなかったら無しで行きましょう。
④抵抗はあった方が良いですが、今回は無くても大丈夫です。
LEDなどの電気回路を守るために電気が流れすぎないようにするために付けます。
ただ、micro:bitでは弱い電気しか流れないので問題ありません。
組み立てよう
micro:bitとLEDをつないでセンサーを作ってみましょう。
LEDの端子には+と-の極性があります。
端子が長い方が+、短い方を-側につなぎます。
micro:bitの-は「GND」と書いてある端子です。
+は複数あるのですが、今回は「0」の端子をつなぎます。
④抵抗がある場合
線がごちゃごちゃしてわかりにくいので、絵にかいてみます。
④抵抗がない場合
抵抗が無いのでこのようになります。
プログラム
一定の明るさを超えると出力する電気を止めて、暗くなると電気を流すプログラムです。
明るさの変化で点いたり消えたりするプログラムを作りたいので、「ずっと」の部品を使って、明るさの判定を繰り返し続けるようにします。
明るさが20以上なら、端子P0の値を0にすることで電気を止めるようにします。
明るさの20はいろいろ調整してみてください。
家の照明の明るさや、天気によって変わってきます。
micor:bitの明るさセンサーは光の色によって反応が悪いようです。
電球色の黄色めの光は感知しにくいようです。
明るさが20より小さいとき、P0端子に電気を流します。
その後、2秒間プログラムを止めています。
明るさの変化に敏感に反応するとチカチカするので、一度点灯したら2秒は点灯しておくようにしました。
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